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攻めるために守って、守るために攻める。お盆でもタスクは待ってくれない

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代表の春木です。

8月から、弊社のチームは正社員15名、アルバイト8名、業務委託(レギュラー)10名、役員2名の計35名体制となりました。

日々めまぐるしい状況の中、気づけば自分でも「おおっ」と思うような規模感に。

ただ、ありがたいことに、マネージャー陣を中心にメンバーそれぞれがしっかり対応してくれており、弊社が得意の「仕組み化」も機能しまくりで、大きな混乱なく拡大できています。

そして7月からは、営業や価値創出に特化した部署(仮名称:営業部)も本格的に稼働。立ち上げ初期ながらすでに結果を出してくれていて、非常に頼もしく感じています。

ということで、最近は広報メンバーがポップなブログを上げてくれていますが、自分は文字だらけのブログを思う存分書いていきたいと思います。

誰と関わるかで、おおかた勝負は決まる

人が増えることの本質は、「業務が回る」こと以上に、「挑戦できる範囲が広がる」こと。つまり、会社として生み出せる価値の“総量”が増えるということです。

ただし、人数が増えること自体に価値があるわけではありません。

結局のところ、大事なのは「誰と働くか」

誠実な人と働ければ、物事は時間とともに好転していきます。一方で、不誠実な人と関わるとすべてが難しくなっていく。本当にシンプルです。

だから、仮にたとえ人手が足りない状況でも、「誰と関わるか」の判断にはこだわるべきです。安易な妥協しない。それが自分の経験から得た、大切な経営方針のひとつです。

最近「この人と関われてよかった」と思えるメンバーが確実に増えています。それに伴って、自分の責任も大きくなっていると感じます。

でも、プレッシャーはあれど嫌なことではない。良い意味での責任には自然と感謝の気持ちで向き合えます。

攻めるために守り、守るために攻める

自分は昔から、「まず守りを固めて、土台ができたら大胆に攻める」というスタイルを実践してきました。
14年経営してきましたが、このやり方は一貫しています。

しょーもない話と思われるかもしれませんが、起業当初は、仕事をしながら「お金をかけずにプライベートを楽しく保つ」ことに一番力を入れていました。

起業初期で、基本成果なんて出ない。どれだけ働いても結果はゼロで1円にさえならない、しょっちゅう冷たくあしらわれるし、むしろ貯金だけ減っていく。それが当面続くことが分かったので、せめてプライベートは楽しくないと、耐えられないと思いました。

この作戦は結果的に、めちゃくちゃ正解でした。
「プライベートという守り」があったからこそ、何とか続けることができた。
バカみたいな話ですが、結局こういう根本的な部分で結果が分かれることは多い。

あとただの持論ですが、仕事のことばかり考えている時より、プライベートもある程度充実している時のほうが、仕事はいい動きができるものだと思います。

話を本筋に戻します。今の春木屋は、過去にないくらい中長期の取り組みにも力を入れているフェーズにあります。
いわゆる“種まき”です。もちろん、無駄遣いは一切しません。

主に、事業の多角化を積極的に進めています。未知の領域にもどんどん踏み込みつつ、冷静に淡々と攻めていきます。

誠実で優秀な方が「おおっ」と思うような仕組みと職場環境をつくっていきます。

「いいものをつくれば売れる」は幻想

営業部の立ち上げに関連して、春木屋として大切にしている考えをひとつ紹介します。

「どれだけ良いサービスでも、知られなければ存在しないのと同じ。
そして、知ってもらえても、魅力が伝わらなければ使われない。」

当たり前のようで見落とされがちなこの視点を、弊社はサービス設計の出発点にしています。

モアの立上げ時も、最初にやったのはサービス開発ではありません。
店舗や女性に会って、ひたすら話を聞くことから始めました。

「売れる瞬間」をイメージし、そこから逆算して設計する。
「何を求められているか」だけでなく、「どうやってユーザーと接点をもって」「誰がどういう表現で伝えるか」まで含めて、サービスを組み立てました。

営業という名前のつかない営業

このブログの最初に、新部署を「営業部(仮)」としたのは、営業活動は営業部だけのもなじゃないしなーとブログを書きながら思ったからです。

営業とは、「人に伝え、動いてもらう力」だと捉えています。

そう考えると、
・カスタマーサポートは、ユーザーとの信頼関係を築き、継続利用を生み出す。
・企画は、価値を言語化・視覚化して、行動のきっかけをつくる。
・経理は必要な数字を出して皆がやるべきことを明確にする

すべての部署に「営業的な役割」があります。
それぞれの立場で、違った形の“営業”をしているということです。

そんなこんなで、山盛り溜まっているタスクに戻ります。
お盆は関係なく、淡々と進めます。

現場からは以上でーす。