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地味だけど大切な【経費】について

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月間20万歩男こと春木です。


散歩が好きということもありますが、頭を整理するときに歩きながらすることが多いです。

本題の【経費】について。会社が利益を出すためには、売上を上げる or 経費を下げるの2つしかないので、地味だけど大切な話です。

てことで、経費に関する重要な3つのマイルールを書きます。社員にも共有していきます。

①不要経費は息を吸うかのように減らす
②固定費は慎重に、変動費は大雑把に
③「微妙」を安い費用で手に入れるのではなく、「素晴らしい」を妥当な費用で手に入れる

1つずつ説明します。

①不要経費は息を吸うかのように減らす
不要経費の削減は、会社がピンチになった時に急いでやるものではありません。期間を設けてやるものでもありません。「息を吸おう」とは口にしないのと同じで、「経費を削減しよう」もわざわざ言うことではなく、普段から当たり前に注意を払い、把握したらすぐに無くしていきます。

例えば、電源を切る、メモは裏紙を使う、まとめ買いする、タクシーを乱用しない、やみくも社員を増やさない、豪華絢爛なオフィスを借りないなど。業務効率化も直接的ではないですが経費削減です。

経費削減はモノによっては時間や労力がかかるので、一気にやるのではなく日々コツコツやるのがポイントです。

ちなみに、弊社はコロナのピーク時に売上が95%減になりましたが、それによってメンバーが欠けることはありませんでした。さらにチームを弱体化させないだけにとどまらず、未来への投資もしながらコロナを乗り越えれたのは、それまでに質素倹約&筋肉質なチームを作ってきたことが大きかったです。


②固定費は慎重に、変動費は大雑把に
固定費は、長期間発生する&削るのが難しい費用です。オフィス家賃、光熱費、人件費、保険料など。

固定費を増やすときは、できる限り最悪の状況を踏まえてあらゆる想定をして、費用やリスクやリターンを慎重に考えて決断します。

変動費は、短期間のみ発生する or 比較的削りやすい費用です。外注費、広告費、交際費など。

変動費は、さくっと大雑把に考えて決断します。結果、リターンがゼロだったり、相場より高く支払ったとしても、短期なのでマイナスが少ないからです。また、変動費は実験的なことに使うことも多く失敗上等くらいの塩梅で良いと思っています短期かつ実験的である変動費に対して、慎重になり時間を失うことのほうがマイナスだからです。


「微妙」を安い費用で手に入れるのではなく、「素晴らしい」を妥当な費用で手に入れる
言い換えると、安物買いの銭失いをしてはいけないということ。価格よりまずは価値があるかを見るべきということです。

例えば、弊社はオフィスワークが大半なので、PCはデスクトップ&ハイスペック&マルチディスプレイにしています。デスクと椅子もそれなりに質が高いのを使っています。

これは一緒に働く人を選ぶ時にも言えることです。仮に無給で仕事を引き受けてくれるとしても、自分が信用できず熱量がない人と組んでしまうと、結果マイナスのほうが大きくなるでしょう。ちゃんとした給料や待遇や環境を用意することに尽力して、信用できる人と組むことができれば大きなプラスを生むことができます。

自分にとって必要のないコトを無料で手に入れたとしても、それにかけた時間と労力分マイナス。さらに何か問題を連れてくると、よりマイナスは膨れ上がる。逆に、価値があるコトは=新たな価値を生み続けるコトでもあるので、時間経過とともにどんどんプラスを生み出してくれます。

「素晴らしい」を妥当なコストで確実に得るべきです

他にもありますが、以上の3つが特に意識して実践していることです。

とか言っている私ですが、社員とご飯とお酒を飲みながら仕事の話をしていると、帰りたくなくなって終電を逃し、社員にタクシー代を払って帰ってもらうことが多発しています。相手にも伝えて、タクシーを乱用しないよう気を付けてまいります。

現場からは以上でーす。