成果が上がる仕組みをつくり、チームで実行する
秋ですが海にハマっている春木です。
先日、新しく仲間に加わってくれたプログラマーさんに会いに熱海に行ってきました。今回は電車で行きましたが、熱海や伊豆方面は海沿いの道が良いので、タイムズで車借りて行くのが好きです。コスパ抜群。
プログラマーさんと食事しながら話をして、会話の内容で共感することが多く、また表情やコミュニケーションの取り方もとても心地良い方で良い時間を過ごせました。まだ直接的に一緒に働いたことがないのでわからないことは多いですが、良い関係を築いていければと思います。
どんな業務でもそうですが、制作も例外ではなくコミュニケーションは重要なスキルと考えています。例えば、レスポンスの速さと安定性、現場やディレクター等との意思疎通などでしょうか。コミュ力とはちょっと違いますが、自分が作りたいものではなくユーザーが求めるものを作る感覚も制作でよく言われる重要ポイントだと思います。
ちなみに10年以上前から一緒に働いてくれているプログラマーさんは、あらゆる能力を兼ね備えられていると思っていて、ガッチガチで凄いし助かっています。
成果が上がる仕組みをつくり、チームで実行する
本題。会社によって色んな経営スタイルがあると思います。弊社のスタイルを1つ挙げるなら「成果が上がる仕組みをつくり、チームで実行する」です。
少し具体的に言うと、
①目標、戦略、戦術を立てて
②試行錯誤して
③成果が出たらノウハウをまとめて
④チームに引き継ぎ
⑤チームで実行していく
これが基本的な流れです。実行しているものは効果測定し続けます。効果が出なくなればストップしますし、効果が大きいものは人員やお金などリソースを増やしてブーストします。小さいものから大きいものまで、複数の仕組みづくりが同時進行しています。あと一連の流れを効果的に進めるために、職場環境を整えることも大切です。
最近は、
①は私の役割。
②~④はリーダーの役割
⑤は他の社員さんの役割
というケースが多いです。私が②以下をやることもあります。リーダーが①と⑤、リーダー以外が②~⑤をやってくれていることも多々あります。あと②をやってみると根本的な見直しが必要な場合もあるので、①と②は行ったり来たりするものです。
今後は、社員全員が多かれ少なかれ有無はあれど、②~④に取り組んでもらう対象でチーム体制を作っていきます。
特に②で、ガンガン動いて実験して新しい一筋の光を見つけてくれるような人が足りていないというか、把握できていないように感じています。もちろん私自身もやりますし、そういった人が現れるようにサポートしないとと思っています。
みんなに新たな挑戦の機会があり、成果を出している人が報われることが大切です。
少し話がズレますが、仕組みづくり=チームとして戦うことといえます。チームの存在意義はメンバーが持っている能力以上に活躍させることだと思っています。
そのためには短所を補い、長所を存分に発揮してもらうことを意識しています。商売は1人でやるよりチームでやったほうが勝ちやすいのは明白。もっと言うと私はサッカーをしていたのですが、商売はサッカーと違い11人じゃないといけないルールもないので、良いメンバーが増えてチームが大きくなるほど有利になります。
仕組み作りの真逆にあること
最後に、仕組みづくりの真逆にある「業務の属人化」「業務のブラックボックス化」問題について触れたいです。
業務の属人化=業務が特定の担当者にしかやり方わからない
業務のブラックボックス化=周りがその業務の良し悪しが理解できない
という状況。
言うまでもなく、これによって様々な問題が起こります。
・担当者がいないと業務が回らないので休めない
・担当者が体調を崩したり退職したら多方面に迷惑がかかる
・社内との連携が取れず、相乗効果なども生めない。例えば、経理がブラックボックスだと、営業は請求書関連のことをうまく取引き先に説明できない
・何が起きているかわからないので評価のしようがなく、改善もできない
これが原因でチームが機能不全に陥っている企業は多いと思います。実際、知り合いの会社員や経営者からよく聞きますね。
業務は、
他の人に引き継ぐ前提でわかりやすくシンプルに組み立てる(標準化)
違う部署の人が見ても何が起きているかわかるようにする(透明化)
仕組みづくりで外せない考えです。
現場からは以上でーす。